シャドウITなんて言ってらんない

こんにちは。トクハラです。
最近、ひょんな御縁であるプロジェクトに参加させていただいています。
タイトな納期とシビアな予算で品質がセクシー。
設計書なしで開発が進み、試験工数はもちろん積んでません。
最初に言っておかないといけないのは、批判しているわけではありません。
で、何がいいたいのと言われると、これは良いこととまでは言わないけど、必要悪なのではないか。
炎上しながら成長して行く。なんか「火の鳥」または「九尾チャクラモード」みたいですな。
炎上しないというのは燃えるものが存在しないということでもある。
要件定義・設計・製造・試験で期間2年。○○K万円とかもう時代錯誤かもしれない。
Sierが受託開発のなかでたくさんの犠牲を払って培ってきたノウハウは、結局、コストに跳ね返る。
新進気鋭の業界はお金がないし、スピードが欲しい。
既存のSIerに頼むと、莫大な金額と期間を言われる。
なんとか安く早くあげようとして未経験の若いところに案件を依頼する。
すると、どうしても炎上してしまう。
それを前提として、炎上させながらプロジェクトを進めていく。
気合の足りない人は途中で抜けていくけど、ガッツのある人は急速に成長していく。
これは事業部からみてもそうで、シャドウITのほうがむしろ実体になって行く気がします。
小説「ゲド戦記」とかで自分の影が実体化して自分が影になる話がありましたけどそんな感じ。
いままでのIT部門は「レガシーIT」とか呼ばれ始めそう。
「バーニング駆動開発」「フェニックス駆動開発」とか新しい手法がすでにできつつあるのではないかと。
しかし、プロジェクトを現在進行形でやっている人はすべてが初めてなわけです。
いまの開発現場ではついぞ見られない光景が別のところで発生している。
まさに「車輪の再発明」。
なんとか既存の手法と混ぜあわせて良いモノを早く作りたいですね。
女性・年配者の登用と外国の人を混ぜあわせるとブレイクスルーしそうな予感があるのですが・・・。
火消し専門の株式会社「ファイアーマン」とかどうだろう?
・・・まずは目先の火の粉を払います!
とりとめもなく書いてしましましたが、要約するとTEGOSへの緊急のお仕事依頼はしばらく待っていただけるとうれしいです。