You cannnot install the 32-bit version of Microsoft Access Database Engine 2016

要約

以下の文章が出たらコマンドプロンプトから強制インストールをせよ
具体的にはコマンドプロンプトを管理者で実行し「AccessDatabaseEngine.exe /quiet」
元ネタはこれ

環境

  • windows11pro
  • xammp(v3.3.0)
  • SQLServer2019
  • Access2016

今回はoffice2016の32bit版が入っていたためアンインストールした。必要なかったような気がする

やらなかったこと

解決方法としてレジストリエディタでの編集が書かれているサイトもあったがやらないで済んだ

本文という名の愚痴

久しぶりにSQLServerとAccessの依頼が来て新しいPCに開発環境を作ろうとしてハマった。
Access Driverのインストールを要求されたところから雲行きが怪しくなってきた。
officeをインストールしているのでランタイム版を入れる必要ないだろうと思った。
そこで、再度isoからODBCだけを追加で入れようと思ったのだけど、どうも最近はインストール時に聞いてこないようです。

で、しかたなくここから入れることにした。64bitと32bit両方ダウンロードする。
でインストールしようとすると以下の文章で怒られると。

You cannnot install the 32-bit version of Microsoft Access Database Engine 2016 because you currently have 64-bit Office products installed. If you want to install 32-bit Microsoft Access Database Engine 2016, you will first need to remove the 64-bit installation of Office products. After uninstalling the following product(s), rerun setup in order to install 32-bit version of Microsoft Access Database Engine 2016:
Microsoft Access database engine 2016 (English), Office 16 Click-to-Run Extensibility Component 64-bit Registration

来た来た。私は何回も転生を繰り返しているので、このパターンには慣れている。OSは64bitでもofficeは32bitとかあるんよね・・・と思って32bit版をインストールしたら同じエラー。違った。

次に疑ったのはOSからODBC接続を作っていないこと。しかし今回の依頼ではODBC接続を利用していないのでこれも違う。

よくよく調べてみると上記のランタイムはwindows10のみの提供だ。おそらくインストール前のOSのバージョンチェックで怒られているのであろう。ということで quiet インストールした。

microsoftにお願いがあります。2016のサポート期限が云々というのは確かにおっしゃるとおり。しかしサポートしないからインストールもさせないというのはいかがなものか。サポートしなくてもいいのでwindows11対応版を置いておいてください。仕事でしかたなく使う人もいるのです。

あとは雑感。
VSCodeのコミュニティとか積極的に展開していてmicrosoftはすごいな。Accessも無くなる無くなる言われてもう20年です。光陰矢の如し・・・。

PS:今年はみなさまのご愛顧のおかげで大変忙しくさせていただき、記事の更新がほとんどできませんでした。みなさまよいお年を!