『好きを仕事にしてはいけない』説はまずまず本当
要約
- 就職活動をする前に「科学的な適職」を読め(kindle unlimitedにある)
- 『好きを仕事にしてはいけない』のは、就職は結婚と似ているから(チコちゃん風)
- 嫌になってからが勝負なのは就職も結婚も同じ
- ただしメンタル病むくらいなら逃げるべし
Kindle Unlimitedで良い本があったので紹介します(ステマじゃないよ)。
「科学的な適職」
もうね、1章だけでも読む価値あり。
- ステップ1 仕事選びにおける7つの大罪
- 〈大罪1〉好きを仕事にする
- 〈大罪2〉給料の多さで選ぶ
- 〈大罪3〉業界や職種で選ぶ
- 〈大罪4〉仕事の楽さで選ぶ
- 〈大罪5〉性格テストで選ぶ
- 〈大罪6〉直感で選ぶ
- 〈大罪7〉適性に合った仕事を求める
いつも弊社の腕利きPGが公言してるんです。
「うちは特にプログラミングとか好きではないんよ」と。
で、去年入社してくれて、今ゴリゴリ書いてる子も
特にコンピュータとか興味があるわけではない。
家でPCも触らんしゲームもやらない。
よく考えたら私も入社した当時は好きで入ったわけではない。
で、私と同じ年代で見ても好きで入ったヤツのほうが辞めてる率が高い気がする。
この現象を科学してみたい!というのがこの投稿の趣旨。
考えてみると、就職も結婚も同じではないかと。
それ自体はゴールではなくスタートだと。ここは合意してもらえると思う。
で、結婚相手を顔だけで選んでもダメなのと同じで、職業も聞こえが良いだけで選んだらダメ。
あと、相手のことを『とにかく好き』で選んでもダメ。
一緒に暮らすと相手のパンツを洗ったりも出てくる。
仕事でいうと、プログラマといっても、普段はプログラム作成以外の仕事
(ドキュメント作るとか英語のマニュアル読むとかテスト作るとか)が大半だったりする。
これに幻滅する若者も多いのではないか。
相手が自分のことを好いてるかどうかも大事。
これは向き不向きという話かもしれない。
最初の会社で就職したての頃、連結プルダウンかコンボボックスを作ってと依頼されたとき、
はっきり言って楽勝だった。本見れば書いてあるじゃんと思った。
こんなので金もらって良いんかと思った記憶がある。
別の職場に行ったときに他のPGが連結コンボの作成で悩んでるのが、正直不思議だった。
自慢したいわけではなくて、これが「向き不向き」なんだと思う。
自分で簡単なことだと思ってるのに、他の人が褒めてくれることを職業にしましょう。
あと、これがいちばん大事。
仕事は嫌になってもやるから仕事なんです。
ドラマとかで、どうしようもない男が女の子に「俺たちお互い大好きで、今一緒に暮らしてるんだよね。だったら籍入れる必要ないじゃん」とか言いますよね(知らんまま言ってスマン)。
で、女の子はうつむいちゃったりするんだけど、アホかと。
大好きじゃなくなったときにも一緒に暮らすために結婚するんだろうと!
ビンタしてやれ!早くビンタしろ!と思うけど、しないね。
仕事も同じです。
誰でも朝起きて「あ~めんどくさ。あれやってこれやって、メールして会議して」
と思う日はある。
どんなスーパープログラマでもそうです(と思う)。
それでも続けるから仕事なんです。
最初に紹介した本にも書いてあったけど、仕事は継続してなんぼだと言う側面もある。
しかし、人間関係が決定的に合わない場合は別。
ストレスで体を壊しても仕方ないので、結婚も仕事もさっさと次に行こう。
しかし立て続けに3回結婚して離婚するとなると、少し自分を振り返ったほうが良いかもしれん。
また、40代も後半に差し掛かった頃に離婚・転職すると色々と人生のリカバリが大変。
腹が立つこともあるけど、添い遂げることも視野に入れよう。
あと、あまりに給料が安いのも問題だというのも結婚と同じかもしれないです。
「好きだから良いの・・・」とか言ってるうちは良いけど、
未来永劫ずっと時給1000円で働くのだとツラい。
あと結婚相手で例えると、こういう例もある。
本当にぶっ殺してやろうかと思うくらい憎たらしくても、相手の寝顔を見てると許せると。
「最後は顔だな……」とつぶやいていた人がいた。
そうなると職業も最後は「好き」で選んだほうが良いのかもしれない……。
あれ、だんだん何が言いたいかわからなくなってきたぞ。
とにかく、Kindle Unlimitedは月1000円で読み放題なのでありがたい。
つまらんと思ったら途中で読むのをやめてもいいしね。
問題は、時間がなくなることです。