要約
elementが見つからない場合に固まってしまうのを防ぐためには
1.elementの指定自体が間違っていないかどうか見直す
2.elementの固まり単位で 「try catch」でくくる。
3.タイムアウトを設定する。
※waitForを固定で入れるのは悪手
puppeteerは超絶便利です。
しかし不満もある。
非同期で動くのはnodeの仕様なのでしょうがない。
puppeteer recorderで吐いたソースをそのまま使うとelementが見つからないときにコケてしまう。
変更があっても良いように、DOMを指定するんじゃなくてid指定で要素を指定するべきという意見もおありでしょう。
しかし、あえてやってるんだと思うけど某yahooとかヤ○オクとかホント困る。
嫌がらせとしか思えない。
selectとかcheckboxとかを動かすときにオカルティックな動きをすることもある。
そういうときは、何回か選択をし直すとか、指定をした後に待ちを入れるとかする。
await page.waitFor(1000 * 0.5);
でもソース的に非常に気持ちが悪いし、何より速度が低下する。
なので解決策としては地道にtry catchでくくるしか無いという結論に達しました。
try {
await page.waitForSelector('#shippings > .Shipment__body > .Shipment__timing > .Radio > .Radio__icon--off', { timeout: 1000 });
await page.click('#shippings > .Shipment__body > .Shipment__timing > .Radio > .Radio__icon--off', { timeout: 1000 });
} catch (e) {
message = 'error:1';
console.log(message);
browser.close();
continue;
}
そうそう、エラーになったときも自動で再起動させるため、npmモジュールの「forever」を使わせてもらってます。便利。
最後に宣伝。
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追記
あまりに落ちまくる場合は、要素の指定自体がおかしい場合もある。
自動生成したソースを元に変数を混ぜ込むときには注意。