2018年新人教育の内容

去年の新人教育の内容を忘れないように記載しておきます。
今見ると、ちょっと盛りだくさんすぎたかとも思います。
この業界に入って右往左往している新人さん、これを抑えておけば1年目は乗り切れると思います。
あ、あと最後の項目の「5.英語」は後で私が勝手に付け足しました。
これからは英語はマストだと思います。
英語が苦手な人はこれからこの業界厳しいんじゃないかと、自戒を込めて書いときます。
まず書籍から引用です。
書籍『部下育成の教科書』(ダイヤモンド社)に良いことが書いてあった。
新人としてはできなくて当たり前なんで、気持ちは前向きに行きましょう。
*******ここから
*スターター(starter/社会人)*
ビジネスの基本を身につけ、組織の一員となる段階。
社会人としての就業意識に目覚める段階。
社会や会社の一員であるという姿勢を持ち、『周囲との関係性を築く』ことが求められます。
*期待される役割*
・社会や会社の一員としての姿勢や行動、仕事の仕方を身につける。
・自分の関わる仕事の全体像をつかみ、後工程や顧客のことを考えて行動する。
・周囲からのアドバイスや指摘を真摯に受け止め、行動を変えようとする。
・はじめてのことや初対面の相手に尻込みせず取り組み、何事からも学ぼうとする。
・新鮮な視点から仕事や職場についての違和感や疑問を率直に出し、周囲に影響を与える。
*陥りがちな状態*
・周囲となじめず職場で発言できなくなってしまう。
・聞きたいことがあっても怖いと思って黙ってしまう。
・指示内容を誤解したまま進めて間違った結果に終わる。
・周囲に相談できずに仕事が納期に間に合わない。
・指示されても、自分が納得出来ないことはやらない。
・できないことがあると他者や環境のせいにする。
・目標に到達できなくても自分の責任ではないと思っている。
・同期と固まって愚痴ばかり言っている。
・何度も同じ過ちを繰り返す。
******ここまで

1.基本的な心構え

・仕事を依頼された場合に納期の確認をすることができる
・作業前にバックアップを取ることができる
・作業の手順を残すことができる
・作業の手順をわかりやすく他人に説明し、何をしたいか、そのために行った動作、わからない点を要約し、質問をすることができる
・自分の進捗を予測することができる
・作業の進捗を定量的に報告することができる
・作業が遅れた場合にリカバリの方法を考え、上司に報告をすることができる
・トラブルやミスをした場合など自分では解決できない問題が発生した場合、すぐに上司に報告し指示を仰ぐことができる
・忙しい場合でも他人に親切にできる

2.読み

 
(1)設計書・要求仕様書などのドキュメントから以下の内容を読み取ることができる
・仕事の対象となるプログラムの目的
・プログラムがどのデータをINPUTとしているか
・プログラムがどのデータをOUTPUTとしているか
(2)上記ドキュメントから変更するべき箇所を推察することができる

3.書き

 
(1)基本的な画面の修正ができる
・HTML /CSSを書くことができる
・PHPでfor文を記述しtableタグを生成し、固定文字列を表示することができる
・PHPでデータを取得し、for文を記述しテーブルを生成し、取得した文字列を表示することができる
・javascript(Jquery)でテキストボックスに値を代入することができる
・javascript(Jquery)でテキストボックスの値を取得し、データベースにレコードを追加することができる
(2)クエリを利用して以下の作業ができること
※参考書を見ながらでも構わない
SELECT
・単一テーブルに対しwhere句を利用し条件に合致したレコードを取得する。
・複数テーブルを結合し、条件に合致したレコードを取得する。
UPDATE
・条件を指定し、テーブル内、特定のレコードに対し更新をかけることができる。
・SELECTの結果からフィールドを更新することができる
INSERT
・文字列を指定しレコードを追加することができる
・SELECTの結果からレコードを追加することができる
DELETE
・条件を指定し、レコードを削除することができる
DDL
・TABLE
作成・削除・コピー(複写)
・制約
INDEX・PK・NOT NULL DEFAULT
追加・削除
その他
・どのようなときにTRUNCATE TABLEを利用するか説明することができる
・COMMIT
(3)帳票
帳票を作成するときに以下の点を考慮して作成することができる
・抽出条件
・ソート条件
・グループ条件
・改ページ(ブレーク)条件

4.業務系の知識

・簿記3級程度
・業務系(販売・会計・人事給与・物流・製造など)の知識

5.英語

・PHP・node.jsなどの公式ドキュメントをgoogle翻訳を使って理解することができる
・google翻訳を使ってStackOverFlowの内容を理解することができる
・みらい翻訳を使って英語で問い合わせを送ることができる