みなさんお元気ですか。
徳原です。
いま、いろいろと仕事の種まき等で話を聞きに行ったりするんです。
すると、みんなすごい技術とか能力とか人脈をお持ちなんですね。
で、一様に皆なんかこのままじゃいけないね、なにかやろうねという話になる。
まあ、そこからうまくビジネスに乗せるのは大変で、だからみんな苦労してるんですね。
そこで感じたこと。暴論です。すみません。
乱暴に要約すると「ある一部分に特化すると、自分の運命は他人に委ねられる」です。
たとえば身近な例でいうとPGさん。
PGさんは仕様書に沿って早く正確にプログラムを作成するのがお仕事です。
できあがったプログラムでどのようにビジネスが転がっていくのかは基本関知しないし、したら怒られるレベルです。
いくらで受注したからこの日数以上かけたら赤字ですと言ってくれる会社はまだだいぶ良心的。
人月いくらの派遣PGさんは受注金額すら知らされないと思う。
これもまあ当たり前といえば当たり前です。
でも私はここに疑問を投げたい。
いまからほんと子どもみたいなことを言いますよ。
いまこういうことで困ってる。ついては、いくらいくらでシステムを作りたいと。
そういうお客さんに話を聞いて、ではこれくらいの期間と金額でこんなのを作りましょうと。
そこからモノを作って納めて、お金をもらうと。
これがシステム屋さんの最初の姿だったと思うんです。
それが効率化を推し進めていって、分業が進んだと。たしかにPG作業だけやっとけばいいから効率はあがる。
でもその結果、袋小路に入り込んでるんではないかと思うのです。
お客さんと直接話しをしていたら、確かに製造の効率は落ちる。
お客さんと話をしたり金額の話をするのが苦手だからPGという職種を選んだんだというのも分かる。
でも、それはまさに自分の運命を他人に委ねてるのではないかと思うのです。
ある農家の人と話をしても、課題の場所が一緒なんです。農協に納めないといけないからと。
ホントにそうなのかな?それはだれかに販売を委託するという意識でやってるのかな。
偉そうに言ってますね。すみません。
私が業界に入りたての頃に、あれだけたくさんいたCOBOLERの人はいまどうしてるのかと、ふと思うんです。
もし、お客さんと直接話しをしてたら、COBOLばかりやってたらいかんなと方向転換も早くできたんではないかと。
PS.これはほぼ自分に対して言ってるのでみなさん気にしないでください・・・。